中国、介護人材資格制度の整備を急ぐ
- wqbizp
- 2020年7月31日
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中国の少子高齢化が急速に進んでいます。要介護の高齢者は4500万人が、認知症は1000万人という驚異的な数字が並んでいますが、その一方で介護人材の不足が深刻です。現在在宅介護のニーズを合わせて、1000万人の人手が足りないと指摘されています。そのような中で、介護現場で介護の役割を担っているのが、40代〜50代の中年女性。学歴や社会的地位、給料が低いという現状に対して、政府がようやく動き出しました。介護人材育成のカリキュラムの作成、資格制度の創設など、猛スピードでこれらの制度を整備していきます。日本は、この分野では高度な人材を有し、人材育成のシステムも成熟していますので、これからは日本の出番となるのか、注目していきたいです。「中国民政部 資格制度創設準備」(高齢者住宅新聞連載第103回)




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