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上海市は小規模施設を試験的に開始

  • wqbizp
  • 2014年12月7日
  • 読了時間: 2分

  上海市では、2014年秋から、上海市民政局が社区(コミュニティ)における小規模施設の設立テストを開始するとの内容の、「長者照護之家試験工作方案」通知を各区の民政局に配付しました。 通知の中身は主に以下です。 小規模の名称は統一し、「上海△△社区(運営事業者名)長者照護之家」。規模は10~49ベッド 、総建築面積は300㎡以上でなければなりません。1ベッドの建築面積は18㎡以上とし、ベッド部屋の面積5㎡以上。家庭化、小型化を特徴とします 。進め方はまずは上海市6の社区(コミュニティ)から試験的に開始。 小規模施設を試験的に設立する背景は、公立施設がどこも満床のため、また、自宅から離れたくない高齢者が大勢いるため、自宅に近い場所で過ごしてもらうためです。 市民政局関係者が、日本を視察した時、日本のグループホームがヒントとなり、参考にしたと話しています。 市政府の通知は、条件に合う企業、個人、外資など、誰でも申請することができますが、その条件は、10以上の項目で詳しく定められています。 これまで、中国へ進出したい日本の介護福祉関連企業が、いつも現地調査を計画すると、500~1000ベッドなどスケールの大きさとは理念が合わなく、逡巡してしまいましたが、このような小規模施設の展開は、日本側にとって得意の分野とはいえるのでは、と思います。

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​日中福祉プランニング 代表 王 青

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