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「老いゆく中国社会-少子高齢化の現状と課題、日中協力の可能性-」シンポ開催

  • wqbizp
  • 2018年12月31日
  • 読了時間: 2分

静岡県立大学グローバル地域センターの中国社会保障制度研究会が、 東京財団政策研究所の主席研究員の柯隆先生が主宰となって、2年間にわたりの研究結果としての報告会、「老いゆく中国社会-少子高齢化の現状と課題、日中協力の可能性-」として、下記の場所と日時で開催されました。 時間:12月19日(水) 場所:静岡県コンベンションアーツセンター 静岡県立大学の鬼頭学長よりご挨拶された後、シンポジウムは着々と進められました。 参加者は予定の200名より大幅に増えて250名に達しました、東京からの参加が多いのが意外でした。 中国経済をけん引してきた人口ボーナスは2000年以降急速に喪失しています。 36年間にわたる「一人っ子政策」の実施は出生率の低下をもたらし、 高齢化を加速させました。 一方、介護保険など社会保障制度の整備が遅れ、特に介護サービスは不十分であるため、今後深刻な社会問題となるでしょう。 下記写真のような進行で、「中国における社会保障と人口変動」や、 「中国少子高齢化の本質と課題」など、 専門家の研究はしっかりと裏付けされています。 発表者の一人としても、大変勉強となりまして、たくさんの示唆を得られました。

パネルディスカッションの際、会場から沢山の質問が出ました。 「中国は今後介護保険が誕生の見込みがあるのか」、 「日系企業は中国でなぜうまくいっていないのか」、 「中国へ進出の際、地元政府と組むべきなのか」等々です。 時間が迫っていく中で、打ち切りしなければならなかったほどでした。 その後のアンケートには、「もっと各発表者の話を聞きたかった」との声も。 日中共通の少子高齢者問題への関心の高さを、ここでも伺い知ることができました。

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日中両国で急速に進む高齢化。双方の国が抱える社会問題を、民間の力によって乗り越えていく。そのための活力を支えていきたいと考えています。

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​日中福祉プランニング 代表 王 青

info@jcwp.net

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